近年の香林寺

当山は、周辺地域が農村から都市近郊の住宅地へと変ぼうするとともに、近年の香林寺もその境内が新たなものとなった。
まず、昭和46年(1971)に本堂庫裡を新築。また新しい時代に備えて客殿も増築され、主柱欅、本葺瓦の立派な伽藍に生まれ変わった。
昭和53年(1978)には鐘楼が建立された。これは細山第二土地区画整理事業に伴い墓地を香林寺に移葬した供養のためで、多くの人々の願いをこめた銅板も鋳込まれ梵音を響かせている。

昭和61年(1986)には聖徳太子殿が完成した。祀られている太子像は、大正10年(1921)聖徳太子1300年遠忌にあたり奉安された高村光雲作の尊像である。
昭和62年(1987)細山・金程地区五大事業の完成を記念して五重塔が建立された。
平成5年(1993)古くなった山門が新しく生まれ変わり、参道も改修、
平成9年(1997)には庫裡、客殿を改築して現在に至っている。

本堂
客殿玄関
鐘楼
本堂内
太子殿
山門
※ 当山は準西国稲毛三十三番札所および武州稲毛七福神札所となっている。